



アメリカ在住の哲学者にして詩人、Emily R. Grosholzを国内で初めて紹介する詩集。
「いのち」「こども」「平和」「ことば」「自然」──硬質ながら、読み手の想像力を刺激し、飛翔させ、安心感へと着地させる珠玉の18編を日英併記で収録。
翻訳は、津田塾大学教授(英文学)・翻訳家の早川敦子。
表紙を含め、作品中に差し込まれ世界観をともにつくるのは、こどもの幸せと平和をテーマに絵を描き続けたいわさきちひろ。
また、5つの詩からインスピレーションを受け、村治佳織、谷川公子が書き下ろした楽曲の譜面も採録した。
英語、日本語、絵、音楽──4つの言語で作品世界を展開する。
こどもの時間。
▽収録作「はじめてのピアノレッスン」演奏動画(2:12)
https://youtu.be/uub-wjTmUF0
<作品情報>
著者 Emily R. Grosholz
訳者 早川敦子
絵 いわさきちひろ
楽譜 村治佳織、谷川公子
編集協力 ちひろ美術館、松本猛
装幀 太田真紀
印刷・製本 藤原印刷
<著者プロフィール>
Emily R. Grosholz
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米国ペンシルヴァニア州立大学教授(哲学)。
フランスのパリ第7大学 Paris Denis Diderot のSPHERE研究員ほか、30年にわたって文芸誌 "The Hudson Review" の社外編集委員を務めるなど、4人の子どもを育てながら、幅広い活躍で知られる。