




『続・ゆっくり、いそげ』
~植物が育つように、いのちの形をした経済・社会をつくる~
影山知明・著
2018/11/26 発刊
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会社も、学校も、政治も、まちも、
今の社会は成果を先に定義して、
そこへと最短距離で行こうとしている。
人は規格化され、利用価値ではかられる。
今の生きづらさの正体はそこにある。
それを180度、ひっくり返してみたらどうだろう。
一つ一つのいのちを大事にし、それらがのびのびと、
それぞれの可能性を最大化するように関わり合ってみたら。
カフェの営業から、出版、哲学カフェ、
地域通貨、書店、米づくり、大学と活動を広げてきた
クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店の道のりは、
まるで植物のそれのようだ。
そこに設計図はなく、
縁と偶発性から、伸ばすべき枝が自然と伸びてきた。
そう、自動車を作るようにではなく、植物が育つように。
この地上の支配者、植物のありようから学び、
一人一人が大切にされる経済・社会をつくるための処方箋。
ゆっくり、いそごう。
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本書は「査読版」として発刊されたものです。
文章化は7章構成のうち5章まで。またその内容に関しましても、やや粗削りなものとなっております。
お読みくださる方々からのフィードバックやアイデアの持ち寄りを受け、その先の「完成版」をご一緒に目指していきたいと考えております。
また製本も「背開き製本」という形式で、寒冷紗が見えるような製本のスタイルとなっております。これはノートのようにページの開きがよくなることを意図してのもので、乱丁ではございません。
ゆっくり、お楽しみください。
▽『ゆっくり、いそげ』(大和書房)はこちらから
https://festina-lente.stores.jp/items/5e9178a79df163060bba8aec